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相手の為にできること

  • 2024.06.02
  • 嶋村 友章

売主物件への問い合わせ

担当の自社の売主物件に先週、お問い合わせをいただいた方から連絡がありました。
その物件は、まだリフォーム工事に入ったばかりの物件ですが、銀行融資の承認が得れるようなら購入を検討したいとのことで、審査するための物件資料をお客さまにお送りしました。
物件の売却活動は購入時に仲介した業者さんに任せておりますが、その業者さんが掲載していたポータルサイトの情報がなくなっていたので、売れてしまったのかと心配の連絡でした。

そのお客さまは不動産業界にお勤めの方で、さらには同業者の方でした。
たまたま物件を見つけて、登記簿謄本から売主を割り出し、担当の私に連絡をいただいたのが先週でした。
その時は、不動産会社の方でしたので、根掘り葉掘り聞くのは躊躇していましたが、今回の連絡で審査の状況をお聞きしたことをきっかけに購入背景など色々とお伺いしました。

同業者の方との関係性

先方も業界の方だけあって、営業が何を聞きたいかを分かっていらっしゃるので、自然と笑いが生まれる場面もありました。
こちらの立場に近い人が今回のお客さまなので、内情をご理解いただいている中で話をするのが不思議な感覚でした。
購入するにあたってのご事情もあり、ローン審査のための銀行へのヒアリングも、忙しさからなかなかできてないとのことでした。
融資してくれる銀行を探してくるのは本業でもあり、話を聞けば聞くほどお手伝いさせていただきたい気持ちが湧いてきます。

同業者の方が個人的な売買で契約してお客さまになると、関係性が強くなり仕事でも付き合いが生まれたりします。
それは、物件の仕入れの契約でも同じです。
新規の営業も重要ですが、契約というつながりが生まれた業者さんのお役立ちを買って出ることで、仕事になっていくのではと思いました。
今まで、表面的な考えや行動しかできておりませんが、少し丁寧に考えてみたいと思います。

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