速さと初めが肝心
昨日お問い合わせを頂いていたN様。物件を探しだされたばかりながら、物件条件はかなり具体的なお話を頂けていた。条件はJR中央線の高円寺よりも西で都内に通うのにそこまで遠くない2LDK以上の物件。予算は3,000万円〜4,000万円、出来れば戸建、マンションならペットも2匹飼える物件とのお話。パッと聞くだけでもハードル高めだが、探す前から言っても仕方がない為、LINE登録をお願いして物件を検索するお約束をした。
電話をおいてすぐにメールでご挨拶とLINE登録のご案内。10分もしないうちにLINEのご登録を頂けた。本日は月曜日。昨日、日曜日にお問い合わせを頂いたお客様の大半の方が今日から5日間は仕事に専念される。当然、電話でちょっと盛り上がっただけの何処の馬の骨とも分からない私の事など、仕事に専念されて2日もしたら忘れられてしまう。少なくとも私がそうなので、すぐに物件を検索。ペット条件をお調べするのに時間がかかる。
お客様の目線が何処なのか
戸建てに関してはやはりご予算ないでは駅徒歩も遠く、接道が無いものや、未登記の増築により建ぺい率、容積率オーバーの物など、いわゆる再建築不可の物件が大半で普通の住宅ローンの利用は難しそうな物件ばかりだった。そうして見つけた4つの物件をご送付させて頂いた。中には私から見ると良さそうな物件もあったが、N様からのは「やはり中々いい物件は無いですね」とのご回答だった。何がダメだったのか。
詳しく伺うと、どうやら私が認識していた条件とN様の希望とされているお部屋が違ってしまっていた。どうやら高円寺から西側とは仰られていたが、本命は高円寺駅から徒歩圏の物件。妥協として二駅先までが西側と言う言葉の裏側であった。そこで少しだけお待ちいただき、予算では無くエリアとペット可の条件を優先した物件をLINEで直ぐに共有させて頂くとご興味を持って頂けた。条件の確認は重要だが、言葉の裏側とその思いを知る。その事を間違えてしまうと良きパートナーには成れ無いことを改めて確認できた。