再内見でした
本日は、G様のご案内がありました。内見した物件は、昨年一度内見した物件で、いわゆる再内見というやつです。事前に物件に対して、耐震基準に対してご質問がありました。築年がS57年4月というのもあり、パッと見は新耐震基準の物件かな?という物件でした。耐震基準の分かれ目は、築年時ではなく建築確認の時期がS56年6月以前なのか、以降なのかがポイントになってきます。売主業者から資料をいただき確認したところ、今回の物件はギリギリ旧耐震の物件でした。
新耐震であれば、物件のプラス要素になるので、図面に記載するよなと今更ながら思いました。そもそもG様に言われるまで、新耐震か旧耐震なのか僕自身も把握していなかったのは問題だなと思います。本当であれば1回目の内見時にしっかり説明するのが不動産営業として当たり前でしたが、すっかり失念しておりました。今後はしっかり事前準備の一つとして忘れずに準備していきます。
将来を見据えて
そもそもなぜ耐震のお話が出てきたのかには理由がありました。それは年始にあった能登半島の地震です。ニュースなどで倒壊している建物を見た時に、耐震性へのモヤモヤとした気持ちが出てきたそうです。実際にマンションでは無いですが、築50年ぐらいのビルが倒壊したりなど、事実として倒壊の事故が起きておりました。僕たちが生きているうちには首都直下地震が来ると噂されているので、他人事ではないなと思います。
そういった観点からもみても、物件購入には耐震基準をどうするかはめちゃくちゃ大切だなと思いました。もちろんお客様自身の条件によって、ご紹介の仕方は変わってきますが、少しでも地震や耐震に対して気にされる方は、仮に旧耐震の物件を購入したとしても、地震が来るたび『やっぱり、、、』と後悔してしまう可能性もあるなと思います。物件購入は今が良ければいいというわけではなく、将来を見据えて提案する必要があるなとG様のお話ししながら感じました。