物件調査も特殊事例が多い
今日は朝から年末までに契約予定の3物件の公的書類の回収。複数の役所と都道管理の管轄建設事務所と法務局を巡り、売買契約書や重要事項説明書を作成する作業にかなり時間が割かれてしまうため、早くお手伝いして頂ける方を探したい。時間がある時に手伝って貰いたい為、最初に訪れた足立区役所には妻にも同行してもらった。必要書類の調査や取得方法を横で見て貰いながら説明するも、やはり不動産に携わった事が無い彼女には苦労が多い。
そんな話をしていると、ついつい忘れてしまう管轄の違いを役所の方にご指摘頂いた。今回売買する足立区の物件は昭和49年築。昭和40年〜昭和49年のエレベータがついている物件の台帳記載事項証明を取得するには都庁に行かなければならなかった。無論、それ以外の調査もある為足立区役所に来たことは無駄では無かったが、妻に説明をしている矢先にいきなりのイレギュラーな物件だった為、ある意味では良い機会だった。
買主様の代理売買契約
妻とは別れ、そのまま第六建設事務所に向かっていると25日に契約を予定しているS様をご紹介頂いたE様から電話が来た。内容はS様の小さなお子さんがかなりの高熱を出されており、ご自身のご体調も芳しく無い為、契約に来れないかも知れないとの事だった。胃がキュッとなる。ただ詳しくお伺いすると契約のご意志は固く、E様が代理人として出席されて契約が出来ないか?とのご質問だった。売主側や司法書士に確認する旨をお伝えして一度電話をおいた。
不動産のご整理で、ご高齢のお父様に代わってご子息がお手続きを代理で行われた現場は何度かあった為、大丈夫だとは思いつつ関係者各位に確認し、問題が無い事をE様にご報告した。しかし、作成した委任状をS様からE様が取得する時間がないとの事で私が明日取りに伺う事となった。S様は基本的に英語しか話されない為、E様にご同席頂いていたが明日は久しぶりに英語でご説明をしなければならない。
イレギュラーばかりだが、それも不動産屋の常。
精一杯対応して参ります。