ご勤務明けのご内見
本日は朝から昨日の日報でも触れた K様への物件案内。案内自体は3度目ながらお探しの物件の条件が少しハードルが高い為、該当する物件も限られた。本日のご案内は4件。どの物件もご案内までにLINE内で資料や懸念点、個人的に問題となりそうな気になる事は事前にお伝えして共有し、絞りに絞り込んだ最後の一滴の様な物件達。K様からも「あれだけ調べて、ネットで写真を見まくってワクワクしてたあの物件に今日居るのは不思議な気分です」
とのお言葉を頂き、本日を迎えるまでに心の準備をされて来られていた事がアリアリと分かった。どの物件も素晴らしく、全ての内見を終えられた時には具体的なお話へと繋がっていた。「どっちが良いかな。。。」迷われていたのは、最後にお見せしたダークホースの間取りが少し歪な物件Bと、K様のご希望により何とか昨日売主業者様を探し当て、内見の承諾を得たレインズ未公開の物件A。
フィットする物件が一番良い
間取りの歪さを感じない素晴らしいリフォームのBは建物の管理状況も良い。しかし、バルコニーが小さい。一方、Aは寝泊まり出来そうな程のウォークインクローゼットとカウンターキッチン横のパントリーが特徴的で日当たりも良い。ただ、寝室が少し狭く収納スペースが大き過ぎ、お風呂場の内装が白で寒く見える。「藤居さんはどっちが良いと思いますか?」と、ご質問も受けた為「一般的に売れるのはBだと思います。ただ、素材としてAも輝いていて、素敵です。」とお答えした。
理由はAの積立金総額が1.2億円ある事、パントリーがある大きなメリット(Y様も私も料理好きで共感頂けた)バルコニーや方位は変更出来ないが内装はリフォームで変更出来る事をお話した。すると、奥様より「Bは管理状況は良いけど、管理規約が厳しく窮屈に感じる。一方、Aは定めがあまり無いけどちゃんとお金が貯まってて安心」と鋭いご指摘。「Bは港区女子で貯蓄出来てない女性、Aは眼鏡っ子で貯蓄女子っ感じでしょうか?」との私の話に笑って頂け、無事Aでお申込を頂けた。管理状態が良い方が売れるとも限らない。そんな不動産の奥深さを感じた一日。