頭の中が真っ白に
宅建試験の合格点の速報を昨晩確認し、合格ラインだった。一夜明け、会社に受験番号のシールを貼った試験問題を置いていた為、答え合わせのつもりで合格者番号のサイトを確認した。私の番号が無い。合格点36点のところ自己採点37点で確認するまでは分からないと言いつつも、流石に合格していると思い込んでいた。頭が真っ白になり、鼓動が速くなり、クラクラした。何が間違っていたのか分からない。
何度見返しても結果は変わらず、昨日のXへのツィートが恥ずかしくて仕方がない。納得出来ず、心の整理もつかない。昨晩お祝いの言葉を頂いた方に申開きが出来ない。結果は変わらないが、自分の中で現実を受け止める為に不動産適正取引推進機構にマークシートとデータベース情報の開示請求の手続きを行った。無駄とはは分かっていても次に進めない。長年のブツ上げ営業から仲介営業一本に転身して約1年。宅建士の免許がない事で随分と周りの方にご迷惑をお掛けしてきた。
這い上がる
今年で41歳。今まで多くの失敗をしてきた。その結果借金を背負う事にもなった。芳賀社長にも数えきれない程にご迷惑をお掛けした。全て身から出た錆。家族も出来、父となり、責任も増えた。分からない事だらけだった仲介営業にも慣れ、やっていける気がしていた。そんな中で挑んだ宅建試験だった。不退転の決意を持って挑み、成功したつもりだった。妻や娘にも我慢をしてもらっていた。期待に応えられず本当に申し訳ない。
帰宅が辛い。今日ほど日報を書きたくなかった日は無い。自宅に着いたのが0時過ぎだった。私の事を待っていてくれ、返済の事もあり、つい弱音を吐いてしまった。そんな私に「過ぎた事は仕方が無い。私も不動産でできる事を手伝うし、来年は勉強が苦手な私も受験するから宅建を一緒に合格しよう」と励ましてくれた。チャレンジ出来る環境があるのであれば、前を向き這い上がって行こうと思う。