紆余曲折
本日は紆余曲折があったO様ご夫妻のご契約。初めて動画提案をいたく気に入って頂けた個人的にも思い入れが強いお客様。本来は先週の契約予定だったものの、売主側業者が売主様が購入された時の重要事項説明書を丸写しされたが、その書面が間違えており道路台帳にはハッキリと3.57mとの記載がある事で発覚した。その事により既存不適格物件となっている事や記載漏れが多かった為、本日の契約となった。
契約前に幾つか質問をいただき、疑問を解消した上で話を進めた。恥ずかしながら宅建士免許を私が持っていない為、弊社の代表の芳賀に読み合わせをお願いしていた。しかし、特殊事情が3点ほどある為、事前に重要事項説明書のお読み合わせ前に私から簡単な説明をさせて頂いた。セットバックについては、契約日変更の際に説明をさせていただいており、取引物件の前面道路の反対側に新しく建築された建物の協議書を元に予想セットバック位置を確認。
結局、決めてはタイミング?
また、既存不適格となっている点については、セットバックも関係しており、建替えの際の法令に基づいて決まる事をお話しつつ、平成26年7月に施工された建築基準法の一部を改正する法律により、エレベーター部分の床面積が不算入になるなどの改正があった為、容積率が緩和されている部分もある事などをご紹介。実際はマンション建替円滑法など年々新たな変更も実施されている為、現在よりも悪くも良くもなる事を補足させていただいた。
重要事項説明書の読み合わせは芳賀の采配によりスムーズに進み、契約書もお目通しいただいた頃に売主様もご来社頂けた。契約に至るまでに時間がかかってしまったが、書面の取交わし自体は20分ほどで終了。契約終了後、O様に決め手について伺った。すると実は私の動画物件紹介以前に他業より今回ご購入頂いた物件資料は来ていたが、見送っていて、やはり内見してみようと思ったのが、たまたま私のご紹介のタイミングだったそう。動画提案は再度誉めて頂けたが、結果ラッキーパンチでした。運に感謝。