物件提案は電話と現場だけでは無い時代
本日は思い出に残る感慨深い物件案内だった。直接お会いするのは初めてのO様。別物件でお問い合わせを頂戴したのが6月下旬。お忙しくされておられ、お電話でお話ししたのはお問合せ時の1回と今月に入っての1回の計2回だけ。最初のお電話時に「連絡は基本的にメールで、良い物件があればご連絡お願いします」との事だった。既にご自宅の売却契約を締結されていらっしゃり、売却担当の業者を含めて他の複数の業者の方からもご連絡が来ていた。
お問い合わせ物件は詳細をお話するとご興味が無いとの事だった為、セオリーではお会いするのもハードルが高いお客様。
ご希望は新宿御苑を部屋から望めるお部屋。ご予算の兼ね合いもある為かなり絞られるが、部屋からの眺望まではレインズでは分からない。しかし、それは他社も一緒。ダメ元で物件の販売図面、Google my map、Google earthの3D画像を交えた詳しい物件紹介動画を撮影した。
明確な動画提案の効果
結果から言えば、この物件紹介動画がO様に刺さって頂けた。他社は資料を送ってくるだけで、詳しい説明は無かったらしい。最初のご提案動画の物件はお眼鏡に適わなかったが、今月2度目の物件紹介動画をご覧頂き今回のご案内となった。
2度目の動画を送る前に今月お電話させて頂いた際は、業者が多すぎて私の名前は忘れられていたが、「動画でご提案していた藤居です」と話すと「あっ!藤居さん!」と直ぐに思い出して頂けた。
事前にご案内させて頂く物件を絞り込んでいた事もあったが、本日3物件をご紹介させていただき、その内の1件で買付申込書をいただけた。移動途中に車内で一度も直接お話をしていなかったご主人様から「あの動画の案内、イメージが湧いてめちゃくちゃ良かったょ!」とお褒めの言葉をいただけた。
はい。ニヤけてました。
まず初めに動画を見て頂く事が出来なければ、接点を持つ事が難しい。しかし、観ていただけさせすれば強力な武器となる。教えて頂けたグラウンドの鈴木社長、凄いです。