日銀総裁の交代
午前中はA様ご契約予定の物件の現地調査。帰社して昨日お申込みを頂いたB様の事前申込書類の整理と金融機関への住宅ローン審査書類一式のご提出。その際、金利のお話に。4月に入り住宅ローンの利下げや審査基準の見直しが相次いでいる。来る4月8日、日銀において歴代最長在任期間約10年を誇る黒田総裁から植田次期総裁への交代と言うイベントがある。昨年末に長期金利の見直しがあった事で、住宅ローン金利の利上げが囁かれた。
日常生活で長期金利や短期金利といった話は耳馴染みが無く、日銀を詳しくご存知ない方も多いかも知れない。深堀は控えてますが、日銀の金利政策決定によって住宅ローン金利は大きく変わる。よって、日銀総裁の方針は非常に重い。そんな10年に渡って金利の引き下げを行なっていた方が新総裁に交代されるからには、金利の急激な引き上げもあるのでは無いか?と身構えていた方もいらっしゃったと思われる。
各種金融機関の動向
そのような動向があった為か、フラット35の長期金利が3月には1.96%に達していた。しかし、今月4月からは金利を大幅に引き下げ1.76%。また、本日伺った話では、じぶん銀行の審査基準も少し見直された上、金利も歴代最安金利の変動0.389%、金利引下げの優遇を全て受けると0.289%まで下がるとの事。その他、りそな銀行でも審査金利の引下げなどの話もあった。ろうきんでも、組合員の方に限って審査の見直しがあるそうだ。
植田次期総裁も金利引下げを継続する意向を示されており、今月の住宅ローン市場を見渡すと当面の金融不安も無くなり、金利も引き下がった。不動産を購入して頂き易くなったと言える。ただ、各種金融機関によって審査基準が少し変更された事で、どの金融機関がお客様の最適となるかの判断する聴き取りが再度必要。世界的に見て先進国の中で東京の不動産価格は割安だそうだが、良いインフレに向けての動向と期待をしつつ、引き続きご紹介を頑張ってゆきます。