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お客様と仲良くなるには?

  • 2023.04.03
  • 嶋村 友章

チラシからの売却相談

昨日、私の奥さんが配ってくれているチラシの反響でお問い合わせがあり、明日訪問させていただくことになりました。本日は、その準備をしました。お客様は現在、6年前に購入した大宮のマンションに住んでいて元々は都内にお住まいだったそうです。住み替えで戸建てを買って、今月決済があるからそろそろ売却を考えようと思って連絡下さったそうですが、妻に直近でいつ配ったのか確認すると2月の初旬でした。チラシを大事に取っておいて頂いたようでありがたい限りです。

お客様のHさんは、電話でもお話をたくさんして頂けてご本人曰く、引っ越し魔と友達から言われているそうです。人間、生活環境をなるべく変えないように変化よりも安定を求める方が多いと思いますが、Hさんの行動力の原動力をお聞きしたいと思います。

お客様がしてもらって嬉しいことは何か

今朝、代表の芳賀から、グラウンドの鈴木社長が仲介において考えていることの話を聞きました。「どうやったらお客さんが自分から行動してみたくなるか、仲良くなるにはどうすればいいか。いつもこの2点から考えています。」という内容でした。冷静に考えると、確かにその通りです。ただ数字に追われた営業はその本質を見失ってしまいがちではないでしょうか?

不動産売買において、他社との差別化だったりお客さまが得をするような提案内容を考えることは当たり前です。不動産会社がごまんといる以上、それはどこの会社もやっていると思います。では自分にとってHさんに今できることは何かを考えた時に、出てきた答えは掃除の手伝いです。電話で訪問のアポを取る際に、「引越し前で部屋が散らかっているけど、それでもいい?」と聞かれました。一人で部屋を片付けるのは大変でしょうし、恐らく売却の訪問査定でそんな提案をする不動産業者もいないと思います。地主さんに、土地を売って下さいという営業をしている知り合いの業者さんがいます。なぜ売ってもらえるかというと、畑仕事を一緒に手伝ったりする中で、ご飯をご馳走になり仲良くなって依頼してもらえるそうです。これから家にある掃除道具を準備して、明日に備えます。

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