自主管理物件の調査
今日は仕入れを検討している物件の調査をしに、管理人さんにお会いしてきました。物件を調べておりましたが、自主管理の物件だったため、管理の事が分からずお電話をしたところ、お伝えすることが多いので一度来てほしいとの事。内容としては主に次の3点をお話しました。現在の管理状況、これまでのマンション内でのトラブル、建て替え検討が進んでいる話について。
まず、現在の管理状況は重要事項調査報告書(お部屋の状況や管理状況を記録した書類)の発行をおこなっていなかった為、ヒアリングでのご回答となりました。管理人さんも直近で他の不動産会社からも問い合わせがあり、資料をご準備いただけておりました。資料だけでなく、古いマンションなので建物の老朽化について、実際の現状を直接見て説明してもらいました。集会所の天井からは原因不明の水漏れの跡、先週配管が水漏れを起こした際の詰まっている配管なども見せてもらい丁寧にご説明をしていただきました。
買主さまに伝えていきたいこと
次は建て替えについてをこれまでの配布されている資料を交えながらお聞きしました。書類は原則コピーが不可のようで、メモを取りながら全体の流れや、なぜ建て替えをおこなう必要があるのか、建て替えが行われるとどうなるのか、建て替えに向けて今は全体のどこまで話が進んでいるのかなどを熱心にお話してくれました。前に不動産会社がお客さまに何も話さず販売してしまい、お客さまが困ってしまったとのこともあったようで、細心の注意を図ってご説明してもらいました。
その他にも自主管理ではあるものの、ルールは細かく設定されていてフロアごとにリーダーを設けていたり、棟ごとに分かりやすく係が把握できるような掲示板を作られていて、マンションを住人の方で協力して管理している気持ちが伝わってきた。普段は管理会社さんとのやり取りで身近には感じなかったが、管理人さんの熱意や歴史をお聞きして更にマンションを好きになった。マンションを販売するうえで、買主さまへこのような歴史や管理状況をしっかりとお伝えして、気に入ってもらいたいと思いました。